光学ドライブ用試験装置 開発

試験装置を製作する上で、顧客要望に基づき、以下の仕様を組み込みました。

①ユーザプログラムにて製品と恒温槽を同時制御し、異常発生を監視する

②製品ごとにUSBデバイスとしてのメディアプレイヤー制御を実装

③各製品を個々のLinuxPCで制御、各種メディアの再生/停止/Eject/送り/戻しなどを実装

また、製品ごとに電源電圧・電流の測定、かつロギングが必要となりますが、市販計測器を使用すると装置サイズおよびコストが上昇してしまいます。 そこで、測定部を基板化、各LinuxPC内にて常時測定を行いRAMドライブに一時格納、ホストからの異常発生時イベント受信にてドライブレコーダーのように発生前後のログをローカルドライブに保存する仕様としました。ホストプログラム(システムモニタリングプログラム)用のフレームワーク(C#)は自社開発しています。 最終的に、10台のDUTを試験する組み込みシステムを、19インチラック1本に格納し納入させて頂きました。

組み込み機器・ハードウェア 設計製作.comを運営するアイディアイでは、当事例のように、試験装置の設計・製作を行っています。基板設計～試験装置の設計・製造、組立まで、当社内で一貫して行います。試験装置の開発委託先をご検討中の皆様、お気軽に当社に御相談ください。