電圧電流測定基板 設計・開発

今回、サンプリングレートが1MSPSで16bitで処理をする必要がありました。また、USB2.0の帯域で信号を取り込む必要があり、汎用器では対応できず、カスタム開発が必要でした。

当社ではお客様要望にお応え合致した基板を製作するため、FPGAにてA/D変換器を制御してアナログ電圧を取り込み、マイコンを介してUSB2.0でPCに転送する仕様にて基板開発を行いました。FPGAを用いて開発することで、仕様が様々な電流値のレンジに柔軟に対応できるようにしています。
また、電流測定については、漏れ電流の測定要望もあり、シャント抵抗方式にて行っています。

測定基板だけではなく、PC側のソフト開発も当社にて一貫して対応しています。高速で転送されるデータを全数ロギングしたいという要望がありましたが、全数は容量を考慮すると現実的ではないため、RAM領域に全数を記録し、異常時にROM領域に転送して記録できるような仕様にてソフト開発を行っています。PCの使用、ソフト開発なく、オシロスコープにて対応することも検討しましたが、データ保存・記録の自由度が低くお客様要望に対応できないため、一からソフト開発を行い対応しました。

組み込み機器・ハードウェア 設計製作.comを運営するアイディアイでは、当事例のようにお客様ご要望に合致した組み込みボード、基板の設計・開発に対応させて頂きます。回路・基板設計～部瓶調達・基板実装、動作検証まで一貫して対応いたします。お気軽にご相談ください。