ラズパイ-PLC接続用ソフトウェア開発

開発したRaspberry Piアプリケーションについて、EthernetまたはRS485にてPLCとの通信を行えるようにし、切り替えスイッチで通信方式を選択できる仕様にしました。また、PLCのメーカーが変わっても柔軟に対応できるよう、ソフトウェア上でメーカー設定を切り替える機能も実装しました。

タッチモニタについては単なる表示装置ではなく、操作モニタとしての役割も担います。PLCの設定パラメータはモニタから変更可能であり、設定パラメータはRaspberry Piのメモリに保存し、必要に応じて呼び出す予約機能も備えています。

さらにこのソフトウェアは、USBでプリンターなど、他のデバイスとの連携も可能です。従来、PLCとプリンターを接続する場合にはPCを介す必要がありましたが、Raspberry Piを導入することでPCレス化を実現し、コスト削減と省スペース化が可能になっています。

今回の事例では、モニタ側のアプリケーションも当社にて開発し、一貫対応による開発コスト低減を実現しました。

組み込み機器・ハードウェア 設計製作.comを運営するアイディアイでは、Raspberry Piの開発実績を豊富に持ち、ソフトウェアの開発のみの依頼も承っています。委託先をお探しの皆様、お気軽に当社にご相談ください。