割り込み動作の短時間化で動作レスポンス向上
設計内容分類 | マイコン開発のポイント |
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解決できる課題 | 動作レスポンスの向上 |
実現したい仕様・課題
マイコンのハードウェア割り込みは特定の状態変化を即座に検出してプログラム動作に反映させたいケースで使用しますが、割り込み処理自体の処理時間が長いと他のプロセスが動作できる時間が短くなってしまい全体の動作レスポンスが低下します。
設計のポイント
割り込み動作を短時間で済ませるよう割り込みハンドラを短く記述します。ハンドラ内ではカウンタのクリアやフラグセットなど極力短い動作に限定させるようにします。(割り込み処理が主動作の場合やレスポンス低下が問題とならないケースを除く)
補足情報
設計のポイント 一覧
マイコン開発のポイント
- LEDを使用したデバッグ
- MRAMを使用して高頻度書き込みを必要とするアプリケーションの実装
- I/Oエクスパンダ使用による入出力点数の拡張
- 7セグメントLEDのダイナミック点灯でI/O点数の削減
- マイコン制御による制御盤の小型化とコスト低減
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:未使用端子の適切な処理
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:電流過多の原因
- 期待通りの動作をしない場合のマイコンチェックのポイント:ビットレートを合わせる
- 優先レベルの設定で、多重割り込み時の正常動作を確保
- 割り込み動作の短時間化で動作レスポンス向上
- DMACを利用したCAN通信で高頻度通信を実現