高速差動信号スイッチングBOX

当社では、2回路DPDTタイプの高周波リレーを用いた信号切替回路を設計。8回路分を搭載し、任意の1chのみがONになるよう、コモン-接点間の配線を工夫してスタブの影響を抑制しました。すべてのチャンネルを並列に繋ぐのではなく、選択された1chのみが通信路として機能する構成とすることで、高速差動信号の伝送品質を確保しています。

設計段階では、通信元・通信先の1対1通信を担保するためのパターン設計を綿密に行い、基板実装から筐体組立までを自社にて一貫対応。さらに、ケース組み込み時にはシールド性や放熱にも配慮したレイアウトを行いました。

当社では、今回のように高速差動信号を扱う回路設計において、リレーの選定・絶縁対策・信号品質の最適化まで含めた開発対応が可能です。スイッチング回路や通信インターフェースの最適化をご検討の際は、ぜひ当社までご相談ください。