I/Oエクスパンダ使用による入出力点数の拡張
設計内容分類 | マイコン開発 |
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解決できる課題 | コストダウン、開発リードタイム短縮 |
実現したい仕様・課題
多くのI/Oピンを制御する場合、ピン数の多いマイコンを使用する必要がありますが、ピン数の多いマイコンは高コストであり、場合によっては、入手性・納期の面で課題があり、開発・生産リードタイムの長期化につながる可能性があります。
設計のポイント
多くのI/Oピンを必要とし、高機能な周辺モジュールが不要であるアプリケーションでは、多くのGPIOピンをもつマイコンを使用するよりも小規模マイコンとI/OエクスパンダICを組み合わせた構成のほうが、コスト・入手性の面でメリットが出る場合があります。 SPI、I2Cなどのシリアル通信を使用することでI/Oエクスパンダとの占有ピン数も少なくすることができます。
また、電子部品の需給がひっ迫している状況でも、マイコンの選択の幅が広がり、柔軟な製品設計が可能になります。
補足情報
設計のポイント 一覧
マイコン開発のポイント
- LEDを使用したデバッグ
- MRAMを使用して高頻度書き込みを必要とするアプリケーションの実装
- I/Oエクスパンダ使用による入出力点数の拡張
- 7セグメントLEDのダイナミック点灯でI/O点数の削減
- マイコン制御による制御盤の小型化とコスト低減
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:未使用端子の適切な処理
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:電流過多の原因
- 期待通りの動作をしない場合のマイコンチェックのポイント:ビットレートを合わせる
- 優先レベルの設定で、多重割り込み時の正常動作を確保
- 割り込み動作の短時間化で動作レスポンス向上
- DMACを利用したCAN通信で高頻度通信を実現