期待通りの動作をしない場合のマイコンチェックのポイント:ビットレートを合わせる
設計内容分類 | マイコンチェックのポイント |
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解決できる課題 | ビットレートを合わせる |
実現したい仕様・課題
異なる機器間で調歩同期型シリアル通信を行う場合、ボーレートを合わせてもビットレートの誤差の影響により通信頻度やデータ量によっては通信異常が発生する場合があります。相互のビットレートを合わせる必要があります。
設計のポイント
UARTモジュールのビットレートはクロック周波数に応じて誤差が生じます。誤差が小さくなるボーレートを選択するか、クロック周波数を変更します。マイコン側で対応できない場合は接続機器のビットレートを任意ボーレート設定にて調整します。
補足情報
設計のポイント 一覧
マイコン開発のポイント
- LEDを使用したデバッグ
- MRAMを使用して高頻度書き込みを必要とするアプリケーションの実装
- I/Oエクスパンダ使用による入出力点数の拡張
- 7セグメントLEDのダイナミック点灯でI/O点数の削減
- マイコン制御による制御盤の小型化とコスト低減
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:未使用端子の適切な処理
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:電流過多の原因
- 期待通りの動作をしない場合のマイコンチェックのポイント:ビットレートを合わせる
- 優先レベルの設定で、多重割り込み時の正常動作を確保
- 割り込み動作の短時間化で動作レスポンス向上
- DMACを利用したCAN通信で高頻度通信を実現