MRAMを使用して高頻度書き込みを必要とするアプリケーションの実装
設計内容分類 | マイコン開発 |
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解決できる課題 | コストダウン、開発リードタイム短縮 |
実現したい仕様・課題
一般的に電源遮断時にもデータを保持したい場合、SRAMを電池でバックアップするか、EEPROMやフラッシュROMを使用しますが、下記のデメリットが生じていました。
・SRAM使用の場合
長期間の運用では定期的なメンテナンスが必要
・EEPROM/フラッシュROMの場合
書き込み寿命があり、長期間の運用では交換が必要
設計のポイント
バックアップ電池が不要で、高頻度書き込みが可能なMRAMを使用することで、長期間運用時におけるメンテナンスサイクルを伸ばすことが可能になります。
補足情報
設計のポイント 一覧
マイコン開発のポイント
- LEDを使用したデバッグ
- MRAMを使用して高頻度書き込みを必要とするアプリケーションの実装
- I/Oエクスパンダ使用による入出力点数の拡張
- 7セグメントLEDのダイナミック点灯でI/O点数の削減
- マイコン制御による制御盤の小型化とコスト低減
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:未使用端子の適切な処理
- 期待通りの動きをしない場合のマイコンチェックのポイント:電流過多の原因
- 期待通りの動作をしない場合のマイコンチェックのポイント:ビットレートを合わせる
- 優先レベルの設定で、多重割り込み時の正常動作を確保
- 割り込み動作の短時間化で動作レスポンス向上
- DMACを利用したCAN通信で高頻度通信を実現