verilog記述のポイント:定数にparameterを使う
設計内容分類 | verilog記述 |
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解決できる課題 | コードの可読性向上 |
設計のポイント
定数にparameterを使うことで次のメリットが期待できます。
・コードの可読性が向上する
・モジュール再利用の際に一か所で定数の値を変更することができる
parameter BUS_WIDTH = 32’d32;
input BUS_WIDTH-1:0] d;
wire [BUS_WIDTH-1:0] data;
reg [BUS_WIDTH-1:0] rdata;
上記のように一度バス幅を定義し、以降のコードでこのパラメータを参照するようにすると、
モジュールを再利用する場面でバス幅の変更があった際、parameter文の値の変更のみですべての参照箇所に変更を反映させることができます。
補足情報
設計のポイント 一覧
FPGA設計のポイント
- verilog記述のポイント:always内の出力はできる限り少なくする
- 定数のビット幅明示
- FPGAによるスキャンコンバータの実装
- ストリーミングデータ参照による高速演算処理
- FPGAによるLCDコントローラの実装
- USB HS FIFOによる高速計測アプリケーションの実装
- verilog記述のポイント:連接演算子を使う
- verilog記述のポイント:複雑な組み合わせ回路にfunctionを使用する
- verilog記述のポイント:wireとregの違い
- verilog記述のポイント:双方向ピン(inout)を使用する
- verilog記述のポイント:モジュールの接続
- verilog記述のポイント:output regを使用する
- verilog記述のポイント:定数にparameterを使う
- verilog記述のポイント:二次元配列
- verilog記述のポイント:ブロッキング・ノンブロッキング
- DCFIFOによりクロックが異なる回路を接続し、開発リードタイム短縮
- PC搭載システムのダウンサイジング
- 複数のSPIデバイスの同時制御
- ソフトコアプロセッサ使用によるマイコンとゲートアレイのワンチップ化
- FPGA利用によるCPU負荷の削減