FPGAによるLCDコントローラの実装
設計内容分類 | FPGA設計開発 |
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解決できる課題 | カスタマイズ性の向上 |
実現したい仕様・課題
フラットパネルディスプレイの表示コントローラについて、通常は決められたLCDコントローラが使用されます。ただし、カスタマイズされたフラットパネルディスプレイについては対象のLCDコントローラがないこともあり、VRAM+LCDコントローラという構成では品質・コスト面で対応しにくい場合があります。
設計のポイント
FPGAに外部メモリを接続した構成で、特定のフラットパネルディスプレイ用の表示コントローラを実装することができます。
同期信号(垂直,水平)を生成する回路を実装し、映像信号はメモリから定期的に読み出す方式としてデータバスに出力させる構成とします。
メモリへの書き込み時には、読み出しタイミングと衝突させないよう考慮する必要があります。
補足情報
設計のポイント 一覧
FPGA設計のポイント
- verilog記述のポイント:always内の出力はできる限り少なくする
- 定数のビット幅明示
- FPGAによるスキャンコンバータの実装
- ストリーミングデータ参照による高速演算処理
- FPGAによるLCDコントローラの実装
- USB HS FIFOによる高速計測アプリケーションの実装
- verilog記述のポイント:連接演算子を使う
- verilog記述のポイント:複雑な組み合わせ回路にfunctionを使用する
- verilog記述のポイント:wireとregの違い
- verilog記述のポイント:双方向ピン(inout)を使用する
- verilog記述のポイント:モジュールの接続
- verilog記述のポイント:output regを使用する
- verilog記述のポイント:定数にparameterを使う
- verilog記述のポイント:二次元配列
- verilog記述のポイント:ブロッキング・ノンブロッキング
- DCFIFOによりクロックが異なる回路を接続し、開発リードタイム短縮
- PC搭載システムのダウンサイジング
- 複数のSPIデバイスの同時制御
- ソフトコアプロセッサ使用によるマイコンとゲートアレイのワンチップ化
- FPGA利用によるCPU負荷の削減